研修会・研究会・大会
平成29年度 夏期研修会 研修報告
熊本市中学校国語教育研究会 企画部
残暑の候、先生方におかれましては益々ご清栄のことと存じます。
標記の研修会が下記の通り開催されました。今回の夏期研修会では、熊本市国語教育研究会研究部より、平成30年度の県大会(熊本市大会)へ向けて研究のテーマについての説明をしました。
また、学びわくわく授業研究会で授業をされる先生方を囲み指導案の検討会を行いました。今回の研修会は他郡市の先生方も参加され、授業作りをする中で様々な話をすることができました。
今後とも、市国研の行事等に対するご参加・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
記
期日
平成29年8月4日(金) 14時00分~場所
熊本大学教育学部附属中学校内容
1)研究の方針~今後の研究活動について および質疑応答
2)学びわくわく授業研究会についての授業作り
参加された先生方の感想(一部)
【研究テーマについて】
- 新学習指導要領を意識して授業を作っていかなければならないと感じました。
- 学習者が自らの問いを大切にするの「大切にする」というのは、学習者・授業者どちらの視点なのかによってアプローチの仕方が変化するのかなと思いました。授業者はどの程度まで生徒の「問い」に手を加えるのか。「自由研究」にならないためにもっと学びたいと思いました。
- 子供たちが主体的に学ぶためには自らの問いを深めていくということは有効だと思った。問いについては様々なものがあると思うので系統性を持って主題に迫る問いを発見できる力を付けていくことが大切だと思った。
- 自らの問いが大切にされる、生かされる、解決されるというのは、主体的な学び学ぶ意欲につながっていくと思います。が、全体の場でも部会でも出ましたが、問いとは何か、問いの持たせ方の整理が必要な気がします。最終的には問いの質があがっていく。問いの変容が学びの成果をはかれるものになっていくように思います。
- 「問い」はすべての教科の基本であり、国語でも生徒に対してどのように発問するかが重要だと思いますので、今後の授業の導入に生かしたいと思いました。
【各部会での話し合い】
- まずは3点セットを徹底させていくことが大切だと感じました。目標(ゴール)に向かって授業を展開していかなければならないと感じました。
- 授業の先生が用意された案をもとに、班ごとに活発な意見交換がなされ大変有意義な時間でした。
- 生徒から出た問いをさらに深める問いを導くための教師の役割をどうしていけばいいのか考えていきたい。
- グループでたくさんの意見を聞くことができて、「問い」について考える充実した時間になった。他郡市の先生方の授業に対する姿勢がとても刺激になった。あっという間の時間だった。
【その他・感想など】
- ぜひまた参加させていただきたいです。ありがとうございました。
- 他郡市からの参加で不安でしたが、一緒に学ばせていただく雰囲気があり、ありがたかったです。ありがとうございました